受験生の皆さんこんにちは。ここは一橋大学を志望する受験生のための掲示板です。受験勉強に関する質問から、学校生活のことまでどんどん質問を書き込んでください。
ただいま多数のご質問をいただいており、委員の返信に今まで以上にお時間をいただく場合があります。1週間~10日間ほどお待ちいただく場合もありますので、ご了承ください。
ただいま2022年度版『秋本』を受験生応援WEBで公開中です! 一橋祭にお越しいただけなかった皆さんも是非『秋本』をチェック!
カテゴリー分類から質問を見る際には委員の返信は見えません。返信を見たいときには質問のタイトル部分をクリックしてください。

注:この掲示板は一橋祭運営委員会によって運営されており委員以外の方からのレスはお断りさせてもらいます。特定の参考書・予備校に関するご質問にはお答えできない場合がございます。また,誹謗中傷,趣旨に反する書き込み,営利目的での書き込み,他人の気分を害するような書き込みもご遠慮下さい。万が一管理人が発見した場合,削除させて頂きます。

新規投稿フォーム

【新規投稿】以下のフォームから新規投稿を行ってください。編集キーは投稿を編集する際に必要になるものです。
内容により返信の順番が前後することがございます。ご了承下さい。
※送信ボタンを押しても反映されず文章が消えることがありますので、送信する際に文章を全てコピーしておくことをオススメします。

高2からの勉強法

   シャキシャキ 返信
こんにちは。新高2で、法学部を考えている者です。塾には行っていません。

早速なんですが、
二次試験では、世界史を選択しようと考えてまして、色々調べたのですが、その特異な問題に勝つためにどのように勉強していくべきか指南を受けたいです。
具体的には、高2で世界史Bをならうのですが
「日々の勉強はどのように行っていくべきか」ということと
「一問一答、用語集は必要であるか、また、どのようなものがいいか
(具体的な著書名を教えていただければ嬉しいです)」 ということです。
日々の勉強については、自分で教科書,資料集などを見て、自分なりに事物の背景,原因,影響だったりをまとめてみるといいかなと考えていましたが、時間がかかり、大変かなとも考えていてます。
一問一答の問題集は、東進出版の"世界史B 一問一答"を考えています。詳しすぎるともネットでは書かれていたり、適切かどうかの判断がついていないところです。

次に、英語についてです。
英単語のことで、高2になってからは単語帳を鉄録会出版の"東大英単語熟語 鉄壁"をマスターしようかと考えています。
そこでなんですが、一橋二次試験では
「先述の単語帳 鉄壁 が必要か、あるいは現行のDUO3.0のみでよいか」
また、英語長文対策に有効な勉強、問題集があればご教授ください。

最後に、数学についてです。
現状では、学校配布の4stepと旺文社出版の"数学1A標準問題精講 改訂版"でやってきました。数学2Bでは、同様に学校配布の4stepと旺文社出版の数学2Bのものと同社出版の"数学1A,2B 上級問題精講"で勉強しようと考えています。そこでです。
「先述の問題集を用いていけばセンターおよび二次試験の対策に過不足があるか、また、不足ならば何が必要か」を知りたいです。
もちろん、これだけでなく、センター,二次の対策は個別にするつもりであり、日常で勉強していくのはこの問題集たちが適切かどうか、ということです。4stepで基礎問題を徹底して、旺文社の問題集で応用,発展の問題に取り組もうというわけです。

以上で質問は終わりです。長文になりました。
もし同様の質問が過去にあれば、すいません。
ですが、このような素敵な掲示板があって非常に助かります。
他にも質問したいことはあるのですが、とりわけ知りたいものを書きました。
今後も励んでいくつもりです。回答お願いします。
勉強法    法志望 高校1年 得意科目・特になし 不得意科目・特になし 北海道 2016/03/29(火) 03:25 No.1464 編集 削除
  あずま
シャキシャキさん、こんにちは。社会学部2年のあずまです。
まずは、回答遅くなり大変申し訳ありません。かなり遅れてしまったので回答がお役に立てないかもしれませんが…もしそうであれば誠に申し訳ありません。

世界史について。
日々の勉強法のアドバイスは「学校の授業で教わることを確実に理解すること」「あらゆるツールを活用すること」の2つです。
上にあげたことは他の科目でも大事なことだとは思いますが、どうしても世界史は暗記科目としての性質が強い分、予習復習、特に復習が重要であることは言うまでもありません。復習をする際には学校の先生が授業で使っているもの(プリントかノート)と教科書、資料集、用語集、さらに細かく解説してある参考書などあらゆるものを使いましょう。
個人的にやっていたことをお話しすると、学校の先生がプリント授業だったためプリントに書いてあることを自分で簡単にノートにまとめ直したり、さらにそのとき学習したところを教科書や資料集、用語集を用いて多角的に理解する、という風にしていました。
特に教科書は記述問題の対策用として、資料集は知識の定着用としてとても役立ちます。教科書に書いてある文章はいい文章・表現が多いのでそのまま論述問題で使うこともできますし、資料集にはたくさん写真や図、絵が載っているので視覚的な情報を取り入れてさらに深い理解をするのに役立ちます。
自分が世界史の先生から言われたことに、「世界史は連想ゲームだ」という言葉があります。1つのことが出てきたらそれに関連することを同時にイメージし、またそれに関連することをイメージし…というように。横の流れ、縦の流れを理解するには1つのことからどんどん周辺との関連を理解することが最重要であると思います。
また、「一問一答、用語集は必要であるか」ということですが、個人的な意見としてはどちらも必ずしも必要ということはない、という程度です。もちろんあったらあったでいいに決まっていますが笑
一橋の世界史は一問一答形式の問題が出にくい傾向にあります。市販されている一問一答問題集は主にセンター試験や私立大学などの単純な知識が重視される問題向けに作られていますので、一橋だけを考えるなら絶対に必要ということはないでしょう。あくまでも、ある程度出題範囲が決まってしまっている一橋の世界史だけを考えるならコスパが悪いとも言えます。
用語集ですが、これも一問一答問題集と同様です。僕は一応持っていましたが、学習の際にわからない単語が出てきたら調べる、という程度でしか使っていませんでした。ちなみに持っていたのは山川出版の「世界史B 用語集」というものです。
ただ、論述対策の際にこれらのものから細かな知識・様々な表現を得ることができるので便利ではあるでしょう。もしもう既にこれらをお持ちであればぜひフル活用すべきですし、お持ちでなければ特別焦って買わなければならないということはありません。この先学習が複雑になってきた際にもう一度購入を検討するくらいでいいのではないでしょうか。
最後に、上に書いたさらに細かく解説してある参考書ですが、僕は山川出版の「詳説世界史研究」を使っていました。とってもオススメなのでぜひ一度書店等でパラパラ目を通してみてください。論述対策の際に役立つと思います。

英語について。
個人的にはDUO3.0のみで十分対応可能であると考えます。一橋の英語は私立大学の入試問題のような単純な語彙力勝負ではありません。語彙力を躍起になってつけるよりは記述問題・英作文・リスニングの対策をやった方がはるかに効果的でしょう。
もちろん、先程の世界史のように知識がある分には全く問題ありませんから時間があれば鉄壁をマスターすることもいいと思います。ただ、ある程度の単語力(センター試験が満足に解けるレベル?)がついているのであれば、そこは最優先することではないとも思います。
長文対策については、まずは長文問題や記述問題に慣れることでしょう。学校で扱っている教科書や問題集からでもいいので、ぜひ簡単なところから始めてみてください。簡単だからといって適当に解くのではなくちゃんとした解答が書けるまでやってみましょう。意外と力がつくと思いますよ(^^)
僕はあまり問題集を知らないのですが、「やっておきたい英語長文」シリーズ(河合出版)は周りでもやっている人が多かったと思います。他の人にも意見を求めてみてください…お役に立てずすみません…
シャキシャキさんは現在高2だということなのでまだやる必要はないと思いますが、ゆくゆくは色々な大学の過去問に取り組むこともいい練習になると思います。特に記述問題や英作文がある大学がいいでしょう。もちろん、一橋の過去問が最も効果的であることは言うまでもありません。

少し長いので分割しますね。次の返信に続きます…
男性 社会学部生 19歳 得意科目・世界史 不得意科目・数学 東京都 2016/05/04(水) 18:09 No.1 編集 削除
  あずま
続きです!

数学について。
実は数学が苦手だったので大したアドバイスもできないかもしれませんが…笑
個人的には4step、旺文社の問題集を普段の勉強でこつこつ進めていければ問題はないと思います。
ただ、数学は演習量が命です。入試の際にどれだけ解答に至るパターン、道筋を知っているか、経験しているかで大きく差が出ます。
そこで、入試前(おそらく夏休み後?)に過去問演習に本格的に移行する前にもう1つか2つ問題集をやっておくことをおすすめします。周りでやっている人が多かった、かつ評判が良かったのは「文系数学の良問プラチカ」(河合出版)や「1対1対応の演習」シリーズ(東京出版)、青チャート(数研出版)です。
特に前の2つは難易度が高い問題ばかりなのでもしやるならじっくりやっていくべきでしょうし、一橋の数学のためだけなら必要ない問題も多いかもしれません。青チャートは基礎や典型問題を完璧にするためにはかなり効果的だと思います。どちらにしろ、上に挙げたものは「数学力」を総合的に上げるためならぜひ利用すべきです。

最後に言いたいことを1つだけ。
ここまできてなんだよ、と思われるかもしれませんが問題集や参考書に埋もれることだけは避けてくださいね。問題集・参考書は今のレベルからさらなるレベルアップを図るためのものであり、細かいところに多少違いはあれどどれも大きく内容が変わることはありません。文章の表現や全体的な色合い、問題のレベルがその人とと合っているかどうかだけで良い悪いの批評がされているに過ぎません。
ぜひ実際に手に取ってみて自分に合うものかどうか確かめてみてください。
また、今持っているものが満足にできていないのに次のものに移るということだけは絶対にやめましょう。効果が出ない問題集・参考書なんてないのですから、精一杯活用してあげましょう!

いかがでしたでしょうか。最初にも書きましたが、超長文申し訳ありません&言いたいことがとっ散らかってしまってすみません…
またお悩みあればぜひお気軽にご相談くださいね!次はもっと早いタイミングでお返事します(^^;)
シャキシャキさんの健闘をお祈りしています。

一橋祭運営委員会 社会学部2年
ステージ企画窓口 あずま
男性 社会学部生 19歳 得意科目・世界史 不得意科目・数学 東京都 2016/05/04(水) 18:10 No.2 編集 削除
  シャキシャキ
こんにちは!
お返事、ありがとうございます!
こちらも長文で、内心返ってこないかなあと思っていたのですが、
丁寧で励みになるお返事でした!ありがとうございます。
世界史は教科書、資料集、用語集、詳説の参考書で、
英語は記述、英作文、リスニングを、
数学は演習量を大事に、ということですね。
具体的な指針をくださり、ありがとうございます!
女性 法志望 高校2年 得意科目・特になし 不得意科目・特になし     2016/05/05(木) 11:08 No.3 編集 削除

検索フォーム