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どの科目も、この夏休みは復習中心に基礎を固めようと思っています。ですが、夏休みから応用問題や過去問をガンガン解く方が良いという意見も聞きます。最終的には自分の成績によることは分かっていますが、9月以降から過去問演習に手をつけても間に合うのでしょうか?
AH
エース様。こんばんは。お返事が遅くなってしまい大変申し訳ありません。
経済学部1年のAHです。長文になってしまいますが、最後まで読んで頂ければ幸いです。
「夏休みに基礎を固める」というのは 大変良い心がけだと思います。ぜひその意気で夏休みを過ごしてください。
では、ここでアドバイスとして、勉強する際、常に留意してほしいことを述べさせていただきます。
それは「基礎」という意味を取り違えないでいただきたいということです。
「基礎を固める」ということは、「基礎」レベルの問題を繰り返し解き続けるといったことでは決してありません。強いて言うならば、「一橋の入試問題に耐えうる論理的思考力の基礎を築き上げる」ということです。(ここからは各科目の基礎的知識は完璧に頭に入っている大前提で話を進めさせていただきますね)
一橋大の入試問題を見ていただければ分かるでしょうが、国語の200字要約に始まり、数学、英作文に至るまで一貫して受験生に論理的思考力を問う問題となっております。そたとえば、国語の200字要約は論理の飛躍が見られた時点で0点にされ、数学においても最終的な答えが合っていても その過程に論理の飛躍があれば即座に0点にされてしまいます。社会の論述、英作文においても同じことです。これは付け焼刃の知識しか持たず、論理的思考の出来ない学生は一橋大にはふさわしくないということなのでしょう。
話が逸れてしまい申し訳ありません。本題に戻りますね。
ではこの論理的思考力の基礎を培う方法を述べさせていただきます。
一番オススメなのは、論述問題を解いたあと解答を見て、「この問題は何故この解答となるのだろうか」と自省してみることです。例えば国語の200字要約の得点となる各要素の論理の展開・つながりを意識しながら、もう一度自分の要約を見比べ、的確に論旨が第三者に伝わるか再検討することです。全ての論述問題には命題に対して正しい解答にいたるプロセスが必ず存在します。エース様には、常にこれを意識しながら勉強に向かい合って頂ければ・・・と思います。とても些細なことではありますが、この論理的思考プロセスは、小さな積み重ねでしか習得しえません。直前期になると分かりますが、これは後々必ず大きな武器となります。
次に夏休みから応用問題・過去問を本格的に解くべきかという話ですが、上記の勉強への姿勢が身についているのならば、あるいは心がけながら勉強するのならば、ガンガン解き始めて良いと思います。夏休みのはじめの時期に数年分一橋大の問題を解けば、今の自分には何が足りないのかというものが見えてくるはずです。そうすれば夏休みにまず何をすべきか必然的に見えてくるはずです。これはとても大切なことです。
それと得意科目・苦手科目が特にないとのことですが、それならば是非とも英数を磐石な得点源にしてください。エース様がどの学部を志望されようと、この2科目が必ず合格の鍵を握ることになっていきます。社会学部であっても数学は大事です。最終的に社会学部でも差がつくのは数学になるからです。英語の説明問題も今までの模試の減点ポイントをプレイバックし、極限まで模範解答に近い解答を作る研究を入試直前まで続けてください。私大を受験なさるのなら、受験校の過去問数年分解いて傾向を把握しておくことも大切です。
過去問を解き始める時期は、一橋大模試・オープンの時期を考慮すると、仰るとおり9月以降からが目安でしょう。加えて一橋大の問題はクセが強いのでやはり10月までには本格的に始めておくことが望ましいでしょう。ですが磐石な学力が身についているのであれば極論冬からでも十分間に合います。
ただ過去問も限りがあり、あまりさかのぼりすぎると問題傾向が離れていってしまうので、過去10数年分を繰り返し解くのがよいでしょう。過去問20年以上惰性で解き続けるのは時間の無駄です。また2~3回目に移るのはセンター後が目安です。
一橋大といえど、センター対策は万全にしましょう。各科目9割超えなければそれこそ基礎が固まっていないということですし、センターの出来が直前期の精神状態をかなり左右するからです。
エース様は現役の方ですから時間があまりないでしょうが、もし一橋大の過去問がなくなってしまったのならば、東大の英語・国語がおすすめです。特に近年の一橋大英語の傾向は東大英語にどんどん近づいている上、質レベル共に高いので決して無駄にはならないはずです。
あと過去問への取り組み方ですが、全然できなかったとしても落ち込まないでください。大切なのはむしろ徹底して復習することなのですから。現役はとにかく時間がないので、質の高さを心がけてください。量は二の次です。
最後に、夏休みにやろうとしていたことは7割方達成されれば良いものだと捉えて、「全然進んでない!」と悲観的にならないでくださいね。受験生はただでさえストレスが溜まってしまいますから、状況を楽観的に捉えて計画を修正することも必要になります。
たとえ過去問の出来が悪くても落ち込まないでくださいね。夏休みの段階で合格点が取れる訳がないのですから。
それでは慢心とガス欠に気をつけて受験の天王山を登りきってくださいね。
来年の春、国立でエース様とお会い出来ることを祈っております。
また何かあればぜひ掲示板で質問してくださいね!
経済学部1年のAHです。長文になってしまいますが、最後まで読んで頂ければ幸いです。
「夏休みに基礎を固める」というのは 大変良い心がけだと思います。ぜひその意気で夏休みを過ごしてください。
では、ここでアドバイスとして、勉強する際、常に留意してほしいことを述べさせていただきます。
それは「基礎」という意味を取り違えないでいただきたいということです。
「基礎を固める」ということは、「基礎」レベルの問題を繰り返し解き続けるといったことでは決してありません。強いて言うならば、「一橋の入試問題に耐えうる論理的思考力の基礎を築き上げる」ということです。(ここからは各科目の基礎的知識は完璧に頭に入っている大前提で話を進めさせていただきますね)
一橋大の入試問題を見ていただければ分かるでしょうが、国語の200字要約に始まり、数学、英作文に至るまで一貫して受験生に論理的思考力を問う問題となっております。そたとえば、国語の200字要約は論理の飛躍が見られた時点で0点にされ、数学においても最終的な答えが合っていても その過程に論理の飛躍があれば即座に0点にされてしまいます。社会の論述、英作文においても同じことです。これは付け焼刃の知識しか持たず、論理的思考の出来ない学生は一橋大にはふさわしくないということなのでしょう。
話が逸れてしまい申し訳ありません。本題に戻りますね。
ではこの論理的思考力の基礎を培う方法を述べさせていただきます。
一番オススメなのは、論述問題を解いたあと解答を見て、「この問題は何故この解答となるのだろうか」と自省してみることです。例えば国語の200字要約の得点となる各要素の論理の展開・つながりを意識しながら、もう一度自分の要約を見比べ、的確に論旨が第三者に伝わるか再検討することです。全ての論述問題には命題に対して正しい解答にいたるプロセスが必ず存在します。エース様には、常にこれを意識しながら勉強に向かい合って頂ければ・・・と思います。とても些細なことではありますが、この論理的思考プロセスは、小さな積み重ねでしか習得しえません。直前期になると分かりますが、これは後々必ず大きな武器となります。
次に夏休みから応用問題・過去問を本格的に解くべきかという話ですが、上記の勉強への姿勢が身についているのならば、あるいは心がけながら勉強するのならば、ガンガン解き始めて良いと思います。夏休みのはじめの時期に数年分一橋大の問題を解けば、今の自分には何が足りないのかというものが見えてくるはずです。そうすれば夏休みにまず何をすべきか必然的に見えてくるはずです。これはとても大切なことです。
それと得意科目・苦手科目が特にないとのことですが、それならば是非とも英数を磐石な得点源にしてください。エース様がどの学部を志望されようと、この2科目が必ず合格の鍵を握ることになっていきます。社会学部であっても数学は大事です。最終的に社会学部でも差がつくのは数学になるからです。英語の説明問題も今までの模試の減点ポイントをプレイバックし、極限まで模範解答に近い解答を作る研究を入試直前まで続けてください。私大を受験なさるのなら、受験校の過去問数年分解いて傾向を把握しておくことも大切です。
過去問を解き始める時期は、一橋大模試・オープンの時期を考慮すると、仰るとおり9月以降からが目安でしょう。加えて一橋大の問題はクセが強いのでやはり10月までには本格的に始めておくことが望ましいでしょう。ですが磐石な学力が身についているのであれば極論冬からでも十分間に合います。
ただ過去問も限りがあり、あまりさかのぼりすぎると問題傾向が離れていってしまうので、過去10数年分を繰り返し解くのがよいでしょう。過去問20年以上惰性で解き続けるのは時間の無駄です。また2~3回目に移るのはセンター後が目安です。
一橋大といえど、センター対策は万全にしましょう。各科目9割超えなければそれこそ基礎が固まっていないということですし、センターの出来が直前期の精神状態をかなり左右するからです。
エース様は現役の方ですから時間があまりないでしょうが、もし一橋大の過去問がなくなってしまったのならば、東大の英語・国語がおすすめです。特に近年の一橋大英語の傾向は東大英語にどんどん近づいている上、質レベル共に高いので決して無駄にはならないはずです。
あと過去問への取り組み方ですが、全然できなかったとしても落ち込まないでください。大切なのはむしろ徹底して復習することなのですから。現役はとにかく時間がないので、質の高さを心がけてください。量は二の次です。
最後に、夏休みにやろうとしていたことは7割方達成されれば良いものだと捉えて、「全然進んでない!」と悲観的にならないでくださいね。受験生はただでさえストレスが溜まってしまいますから、状況を楽観的に捉えて計画を修正することも必要になります。
たとえ過去問の出来が悪くても落ち込まないでくださいね。夏休みの段階で合格点が取れる訳がないのですから。
それでは慢心とガス欠に気をつけて受験の天王山を登りきってくださいね。
来年の春、国立でエース様とお会い出来ることを祈っております。
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