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県立U高校3年、法学部志望です。
一橋大の対策勉強、共通試験、私大慶應大と明治大を受験しようと考えています。
共通試験ですが、夏の終わり頃からで間に合いますでしょうか。
2次対策勉強は、現在もずっとやっています。
特に英語、数学、日本史に絞ってと言いますか、この3教科しか勉強していないです。
私大対策ですが、慶應大法学部と数学で受験できる商学部の受験を考えています。
一橋大が駄目だった場合には、慶應大には進学したいとは思っています。
あと明治大法学部の受験を考えていますが、一橋大1年生のアンケートを見ていると、慶應大には7〜80%、明治大には100%合格していますが、対策はいつから始めれば間に合うものなのでしょうか。
慶應大の試験の量と難易度が高さに驚いているのですが、どのように一橋大の勉強と合わせて対策されたのか教えてもらえますでしょうか。
一橋大の2次対策をしておけば、十分足り得るものなのでしょうか。
一橋大の対策勉強、共通試験、私大慶應大と明治大を受験しようと考えています。
共通試験ですが、夏の終わり頃からで間に合いますでしょうか。
2次対策勉強は、現在もずっとやっています。
特に英語、数学、日本史に絞ってと言いますか、この3教科しか勉強していないです。
私大対策ですが、慶應大法学部と数学で受験できる商学部の受験を考えています。
一橋大が駄目だった場合には、慶應大には進学したいとは思っています。
あと明治大法学部の受験を考えていますが、一橋大1年生のアンケートを見ていると、慶應大には7〜80%、明治大には100%合格していますが、対策はいつから始めれば間に合うものなのでしょうか。
慶應大の試験の量と難易度が高さに驚いているのですが、どのように一橋大の勉強と合わせて対策されたのか教えてもらえますでしょうか。
一橋大の2次対策をしておけば、十分足り得るものなのでしょうか。
のぎへん
こんにちは。燕様、ご質問ありがとうございます!法学部1年ののぎへんです。今年慶應大学法・商学部(A方式)、明治大学法学部に合格しました。①共通試験対策、②私大対策についてお答えさせていただきます。以下、全体的に長くなってしまい申し訳ありません。
① 共通試験対策の開始時期についてですが、基本的に「○○のための勉強」といった的を絞った学習を始めるのは秋以降が無難な気がします。夏休みいっぱいまでは体系的な学習をして、単語文法レベルの知識の定着や、頻出の解法パターンを身に着けたりすることが第一ではないでしょうか。二次試験では使わない理社の【裏科目】に関しては、私は夏休みに教科書を通読し付属のチェック問題を解き、10月後半から過去問や予想問題集を始めました。共通テストでどれだけ得点したいのかによると思いますが、夏休みまでの間に基本的なことを「理解」しておくぐらいのことをするいいと思います。(暗記作業や共通用問題集みたいなのは10、11月以降、本格的に対策し始めるのは11月後半、12月以降ぐらいで十分かと思います)
一2次対策勉強は、現在もずっとやっています。特に英語、数学、日本史に絞ってと言いますか、この3教科しか勉強していないです。←【国語】は全くやっていないということでしょうか。古文や漢文の基本知識は夏終わりまでに完全に頭に入れた人が周りには多いので一応お伝えしておきます。もう十分学習済みであったら申し訳ありません。「2次対策」とは一橋の二次試験に的を絞った対策ではなく、全般的な国立大向け記述対策ということでしょうか。後者であれば幅広く主要教科をカバーできると思いますが、【数学】ではデータの分析や図形問題など、【日本史】では文化史や古い時代の歴史などが国立二次ではあまり出ないので、共通テストで穴になってしまいます。そういった分野も夏終わりまでに定着させられればいいと思います。【英語】に関しては、現在記述対策ができるレベルにあるのであれば特に的を絞った対策を始める必要はないと思います。
② 私大に関しては英語の得意度で対策が本当に変わってくるので、申し訳ありませんが燕様の状態がわからない中では、あまり具体的にお答えはできません。まず【明治】について、私は明治大(法)にはセンター利用で合格したため、一般入試は受けていませんが、基本的にMARCH受験をした人はセンター利用を受けた人が多いように感じます。一般入試でも、明治大の過去問などを解いた人はあまり見たことがありません。せいぜい試験数日前に直近の過去問に目を通すぐらいの人が多いと思います。次に【慶應】についてです。特に慶應大学は、法商ともに英語が合格のカギです。もし英語がかなり得意というのでなければ、「一橋の2次対策をしておけば足りる」とは言えないと思います。私は前述のとおり法・商学部に合格しましたが、英語が得意だったので慶應に的を絞った対策は2月から過去問を直近3年分解いたぐらいです。-慶應大の試験の量と難易度の高さに驚いている、とありますが、それは全科目でしょうか?もし英語の語彙知識などで難しいと感じている場合、殆どが一橋2次レベルでは求められないものになるので、慶應合格を強くお望みであれば、英語の語彙対策を早めにするといいと思います。(正直一橋英語にあのレベルの語彙は必須ではないです。特に慶應法の語彙は英検1級に近く、一橋対策からは逸れてしまうと思います。)現時点では抽象的な回答しかできず申し訳ありませんが、対策方法、英語以外の科目やもっと具体的なことなど、気になる点があれば是非またご質問ください。(現段階では仮定の話が長くなってしまうので)
【まとめ】入試は大学によってくせはあれど、各科目を体系的に修められていれば基本的に合格最低点レベルまでは解けるものだと思います。明治・慶應をおさえて一橋法学部に合格するというコースであれば、特に夏までは主要教科の穴をなくす勉強をして、秋以降に一橋の過去問演習、11月後半または12月から本格的な共通テスト対策を開始、共通テスト後から慶應・一橋の過去問を解いていく、というのがいいかと思います。今から夏までの時期はなるべく主要4教科をまんべんなく勉強し、抜け穴をなくしていってください。(一橋国語の要約対策も忘れずに!)応援しています!また気になる点などがあれば是非聞いてください。
一橋大学 一橋祭運営委員会
法学部一年
のぎへん
① 共通試験対策の開始時期についてですが、基本的に「○○のための勉強」といった的を絞った学習を始めるのは秋以降が無難な気がします。夏休みいっぱいまでは体系的な学習をして、単語文法レベルの知識の定着や、頻出の解法パターンを身に着けたりすることが第一ではないでしょうか。二次試験では使わない理社の【裏科目】に関しては、私は夏休みに教科書を通読し付属のチェック問題を解き、10月後半から過去問や予想問題集を始めました。共通テストでどれだけ得点したいのかによると思いますが、夏休みまでの間に基本的なことを「理解」しておくぐらいのことをするいいと思います。(暗記作業や共通用問題集みたいなのは10、11月以降、本格的に対策し始めるのは11月後半、12月以降ぐらいで十分かと思います)
一2次対策勉強は、現在もずっとやっています。特に英語、数学、日本史に絞ってと言いますか、この3教科しか勉強していないです。←【国語】は全くやっていないということでしょうか。古文や漢文の基本知識は夏終わりまでに完全に頭に入れた人が周りには多いので一応お伝えしておきます。もう十分学習済みであったら申し訳ありません。「2次対策」とは一橋の二次試験に的を絞った対策ではなく、全般的な国立大向け記述対策ということでしょうか。後者であれば幅広く主要教科をカバーできると思いますが、【数学】ではデータの分析や図形問題など、【日本史】では文化史や古い時代の歴史などが国立二次ではあまり出ないので、共通テストで穴になってしまいます。そういった分野も夏終わりまでに定着させられればいいと思います。【英語】に関しては、現在記述対策ができるレベルにあるのであれば特に的を絞った対策を始める必要はないと思います。
② 私大に関しては英語の得意度で対策が本当に変わってくるので、申し訳ありませんが燕様の状態がわからない中では、あまり具体的にお答えはできません。まず【明治】について、私は明治大(法)にはセンター利用で合格したため、一般入試は受けていませんが、基本的にMARCH受験をした人はセンター利用を受けた人が多いように感じます。一般入試でも、明治大の過去問などを解いた人はあまり見たことがありません。せいぜい試験数日前に直近の過去問に目を通すぐらいの人が多いと思います。次に【慶應】についてです。特に慶應大学は、法商ともに英語が合格のカギです。もし英語がかなり得意というのでなければ、「一橋の2次対策をしておけば足りる」とは言えないと思います。私は前述のとおり法・商学部に合格しましたが、英語が得意だったので慶應に的を絞った対策は2月から過去問を直近3年分解いたぐらいです。-慶應大の試験の量と難易度の高さに驚いている、とありますが、それは全科目でしょうか?もし英語の語彙知識などで難しいと感じている場合、殆どが一橋2次レベルでは求められないものになるので、慶應合格を強くお望みであれば、英語の語彙対策を早めにするといいと思います。(正直一橋英語にあのレベルの語彙は必須ではないです。特に慶應法の語彙は英検1級に近く、一橋対策からは逸れてしまうと思います。)現時点では抽象的な回答しかできず申し訳ありませんが、対策方法、英語以外の科目やもっと具体的なことなど、気になる点があれば是非またご質問ください。(現段階では仮定の話が長くなってしまうので)
【まとめ】入試は大学によってくせはあれど、各科目を体系的に修められていれば基本的に合格最低点レベルまでは解けるものだと思います。明治・慶應をおさえて一橋法学部に合格するというコースであれば、特に夏までは主要教科の穴をなくす勉強をして、秋以降に一橋の過去問演習、11月後半または12月から本格的な共通テスト対策を開始、共通テスト後から慶應・一橋の過去問を解いていく、というのがいいかと思います。今から夏までの時期はなるべく主要4教科をまんべんなく勉強し、抜け穴をなくしていってください。(一橋国語の要約対策も忘れずに!)応援しています!また気になる点などがあれば是非聞いてください。
一橋大学 一橋祭運営委員会
法学部一年
のぎへん
燕
のぎへんさん、偶然にも併願私大が同じでとても参考になります。
共通試験対策の開始時期等のアドバイス、ありがとうございました。
2次対策ですが、お恥ずかしい話しですが国語の配点が低いこともあり全く勉強していませんので、のぎへんさんのアドバイスを参考にします。
一橋大に特化して英語、数学、日本史の勉強を継続しています。
とても難しく、正直な所、壁にぶち当たっている状況です。
数学の解法に時間を費やしてしまうこと、日本史の記述の字数が足りず心もとない解答になってしまっています。
何度も繰り返して過去問を解いていくしか解決策はないのでしょうか。
私大ですが、明治大法学部はできれば一般入試を受けない方向で考えています。
慶應大ですが、のぎへんがおっしゃる通り英語が相当難しいです。
かなり得意なレベルではありませんが、得意ですが慶應大の英語には戸惑っています。
試験本番でこれをスラスラ解けないと合格は厳しいのでしょうか。
また、法学部志望なのですが、勉強の負担を考えると慶應大法学部より経済学部と商学部を受験する方が英語、数学と合わせて勉強ができるので、良いのかなと思ったりしています。
しかし、慶應大の数学もこれまた、凄く難しいので手を焼いているところです。
のぎへんさん、慶應大法学部と商学部、ダブル合格ってあまりに凄くないですか。
一橋大の合格者であれば、普通なのでしょうか。
のぎへんさんのご返信を読んでいると、一橋大より慶應大の試験の方が難しいのかなっと思ったりしたのですが、そのあたりいかがなのでしょうか。
よろしくお願いします。
共通試験対策の開始時期等のアドバイス、ありがとうございました。
2次対策ですが、お恥ずかしい話しですが国語の配点が低いこともあり全く勉強していませんので、のぎへんさんのアドバイスを参考にします。
一橋大に特化して英語、数学、日本史の勉強を継続しています。
とても難しく、正直な所、壁にぶち当たっている状況です。
数学の解法に時間を費やしてしまうこと、日本史の記述の字数が足りず心もとない解答になってしまっています。
何度も繰り返して過去問を解いていくしか解決策はないのでしょうか。
私大ですが、明治大法学部はできれば一般入試を受けない方向で考えています。
慶應大ですが、のぎへんがおっしゃる通り英語が相当難しいです。
かなり得意なレベルではありませんが、得意ですが慶應大の英語には戸惑っています。
試験本番でこれをスラスラ解けないと合格は厳しいのでしょうか。
また、法学部志望なのですが、勉強の負担を考えると慶應大法学部より経済学部と商学部を受験する方が英語、数学と合わせて勉強ができるので、良いのかなと思ったりしています。
しかし、慶應大の数学もこれまた、凄く難しいので手を焼いているところです。
のぎへんさん、慶應大法学部と商学部、ダブル合格ってあまりに凄くないですか。
一橋大の合格者であれば、普通なのでしょうか。
のぎへんさんのご返信を読んでいると、一橋大より慶應大の試験の方が難しいのかなっと思ったりしたのですが、そのあたりいかがなのでしょうか。
よろしくお願いします。
のぎへん
燕さん、返信が遅くなってしまい本当に申し訳ありません!!のぎへんです。①【数学】と【社会】の過去問の解き方、②慶應対策についてお答えします。
①まず前提として、2次対策は一橋の過去問を解くことだけが対策ではない、というのはお分かりだと思います。特に数学は記述式の問題集がたくさんありますし、一橋の過去問で所見のものが秋冬や直前期に切れてしまわないよう、現在はセーブしておくのはいかかでしょうか。委員内でも何人かに聞いてみましたが、この時期にガンガン一橋の過去問をやっていた現役はいませんでした。また、一橋で一度出題された問題は二度と一橋で出ない(形を変えて類題が出るとしても)ことを考えても、この時期は他大の過去問を含む様々な問題に触れるのがベターかと思います。現段階で過去問を解く実力がない、というのは当然のことですし、ある程度歯が立つ状態になるまでに過去問を消費してしまうのは勿体ないような気がします。これらのことを踏まえて、私がどのように数学と社会の過去問をやっていたかお話させていただきます。(まわりの人の話を聞いている感じだと、私の一橋対策は現役としてはオーソドックスだったと思います!)
【数学】
“――数学の解法に時間を費やしてしまう”←わかります!私は秋までは過去問や国立の問題をヒントありで解きすすめるやり方をとり、秋以降徐々に本番のように答案づくりをする「演習」をやっていきました。まだ実力と経験が不足していた春夏の時期は、「悩みすぎても時間の無駄だ」と割り切っていました。以降具体的に説明していきます。
燕さんがどれぐらい数学がお得意なのかわかりませんが、私はとても苦手で(記述模試偏差値60いかないぐらい)さらに二次数学では図形と数列がかなり酷く、一方ベクトルと微積、整数と確率はまだできる方でした。なので【進め方】としては、9月から過去問を解き始めたときには、まず整数を15年分、次に微積、次にベクトルという風に進め、とっかかりやすい分野から入って記述の形式に慣れる、という戦法で行きました。9月から11月までに全範囲を一周し、前述の3分野は2,3周したと思います。(この間お伝えした通り夏いっぱいまでは基本的な問題集と、学校や塾の授業で国立の過去問をやるぐらいでした。)また【やり方】としては、一日だいたい大問3つ分をやり、20分ほど考えても手が止まり続けたら解答を見てヒントをもらう、ヒントありで解き進めてまた止まったらさらにヒントを見る、という形でやっていきました。一発で解くよりもヒントと共に考えていき、復習の段階で「このパターンの問題はこう解く」というまとめ付箋を作ってノートに貼っていました。(簡単ですみませんが例;共通接線→①f(x)-g(x)=0が重解x=tをもつ、②f(t)=g(t)かつf’(t)=g’(t)、など)また、ヒントなしで解けたもの、一回のヒントで解けたもの、などと自分なりに問題をランク付けしていったのも、再度解くときや、本番でどの問題から解くかの判断に役立ってよかったです。
【社会】申し訳ありませんが私は世界史選択だったので、一橋社会の記述という範囲でしかお答えできないので、詳しく知りたければ日本史について質問していただければ日本史選択者が回答すると思います。ただし共通して言えることは、今の時期に日本で一番難しいともいわれる一橋2次社会の記述をいきなりやる、というのはあまりおすすめできないということです。
“――日本史の記述の字数が足りず心もとない解答になってしまっています”←わかります。やはり論述のパーツとなる知識の部分を参考書や教科書等使っていれなおすか、以下のやり方をおすすめします。私は【進め方】としては、近世や現代など分野別にまとめてすすめ、センターレベルも私大の少し高度な選択問題もほぼ完ぺきになった範囲から論述問題にとりかかりました。【やり方】は、写経です!私は高校の先生におすすめされて、まずは問題文を読んでどういったことを書くべきか箇条書きでリストアップし、それからいきなりいくつかの予備校の解答例を読んで、良い解答だと思った部分をの写経しながら解答を作っていきました。大事なことは、このときに「構成メモ」をつくることと、写経しながら自分が知らなかった知識をどんどんいれていくことです!一橋社会は共通して、難易度が高いが出る範囲がかなり決まっているという特徴があります。社会に関しては、「過去問が一番の参考書」みたいなところがあると思うので、いきなり本気で解答を作るのではなく、解答例を読んで知らなかったことを付箋などにまとめ、構成メモをつくり写経しながら論述に慣れていくのがおすすめです!
②【慶應対策】について、正直今の時期に私立の過去問を解く、というのは先日もお伝えしたようにかなり早急であると思われます。(でも解きたいお気持ちわかります!)夏までは単語と文法事項を完ぺきにしあげることが先決かと思います。慶應英語は、難易度でいうと圧倒的に商<法ですが、今苦戦されているのは両方でしょうか?また、入試本番と同じ時間内で解かれたのでしょうか?“スラスラ解けないと合格は厳しいのでしょうか”について、全般の対策とともに商・法にわけてお話します。
【慶應商学部】は、数学が非常に難しく時間制限も不可能レベルに厳しいので(理系の受験生でも苦戦してます)、学校や塾の先生にも「慶應は数学で力を比べる意図がない」と言われているほどです。つまり、商学部はほぼ英語と社会の2科目勝負になってしまいます。このことからも、英語の問題を解き切るというのは合格に大きく影響するというのはわかるかと思います。商学部の社会は法に比べると難易度が基本的なものが多く、過去問集やインターネットなどに各年の合格最低点が載っているので、自分がどのように得点するかのシミュレーションをして、何を何割とるか目標を立てるといいと思います(秋冬ぐらいに!)慶應は合格者には得点開示をしてくれないのですが、具体的な方がわかりやすいと思うので⇒<私の自己採点(予備校の解答速報参考)英語185/200、世界史80/100、数学8/100、合計273/400(英社の時点で合格最低点いった確信があったので数学は頑張りませんでしたし、難しすぎて頑張れませんでした笑)>
【慶應法学部】について “また、法学部志望なのですが、勉強の負担を考えると慶應大法学部より経済学部と商学部を受験する方が英語、数学と合わせて勉強ができるので、良いのかなと思ったりしています。”←私もまったく同じことで悩みました!結論から言うと、そうでもないです。慶法の過去問はもう見られたでしょうか?【論述力】のところ、半分近くは本文の要約ですよね。一橋はほぼ毎年国語で要約問題が出ますし、社会でも大物の論述が何個も出るように、一橋は長い文章を読んでまとめたり、書いたりする能力を意外と重視します。さらに、慶法の論述力試験は採点が甘いと巷で言われており、よほどずれた解答でなければ5割ほどは点がもらえると聞いたこともあります。つまり論述力試験は一橋に合格できる実力をつけてきた受験生ならそんなに手ごわくないということです。
しかし、問題は英語と社会です。社会については私が日本史選択でない上、特に質問があったわけではないので法学部では記述しないでおきます。
【英語】は燕さんのおっしゃる通り、ヤバいですよね。読解系と単語穴埋め系ではどちらに苦戦されているでしょうか?読解系では、長文の英単語がまず難しく読みづらいかもしれませんが、きちんと読解力が身についていれば、話の前後から単語の意味を推測して読み進められる上、答えを選ぶのに必要な読み取り力は単語ほど高レベルではないので、長文読解力を鍛えていけば対抗できるかと思います。単語やイディオムの選択問題は、国立受験生は普通出会わないものばかりで難しいですよね。私は英検一級のときに得た知識が生きたので、スキマ時間にそういったハイレベル英単語を覚えていけたらいいかなと思います。詳しいことが気になったらまた質問してください!
<商学部と同様に参考までに慶法本番の自己採点(だいたい)を書いておきます。英語185/200、世界史35/100、論述力60/100、合計280/400>
“一橋大の合格者であれば、普通なのでしょうか。”
一橋経済学部の友人でも慶應商学部に落ちた人がいますし、早慶全落ちという人も見かけますが、やはり慶應は受かっている人が多いです。前回も若干お話しましたが、私大は英語が大きく左右しますし、私に関してはたまたま英語が得意だったというのが受かった理由かなと思います…。
“のぎへんさんのご返信を読んでいると、一橋大より慶應大の試験の方が難しいのかなっと思ったりしたのですが、そのあたりいかがなのでしょうか。”
難しい質問ですが、共通テストで7科目が課され、さらに記述式で4教科の試験が必要な一橋の方がやはり難易度が高いと考えるのが一般的だと思います。(慶應の試験はあっという間でした笑)受験生のレベルは一橋の方が高いというのはご想像できるかと思います。
【慶應英語全般】過去問をやられたとき、最初から最後まで設問の順番通りに解き進められたのでしょうか?特に法に関しては前半が完全に知識型の問題でしたし、わからなければ解けないものが多かったと思います。解き始める順番を工夫するか、悩んでも正答できる可能性の低いものは迷わず適当な番号を選んでおいて、全部解き終わってから見直すというのも手ではないでしょうか。
【最後に】今回も長くなってしまいすみません。一つお伝えしたいのは、今の時期では焦って志望校の過去問に手を出してメンタルブレイクを起こすよりも、着実に基礎の知識や実力を固めていくことが大事ということです!燕さんは早い段階で一橋の問題がどれだけ難しいかを体感されていると思いますし、それはそれでアドバンテージにはなると思うので、ぜひ、それらの問題を解けるようにするために基礎力を身に着ける勉強をしていってください!また疑問があれば聞いてください。応援しています。
①まず前提として、2次対策は一橋の過去問を解くことだけが対策ではない、というのはお分かりだと思います。特に数学は記述式の問題集がたくさんありますし、一橋の過去問で所見のものが秋冬や直前期に切れてしまわないよう、現在はセーブしておくのはいかかでしょうか。委員内でも何人かに聞いてみましたが、この時期にガンガン一橋の過去問をやっていた現役はいませんでした。また、一橋で一度出題された問題は二度と一橋で出ない(形を変えて類題が出るとしても)ことを考えても、この時期は他大の過去問を含む様々な問題に触れるのがベターかと思います。現段階で過去問を解く実力がない、というのは当然のことですし、ある程度歯が立つ状態になるまでに過去問を消費してしまうのは勿体ないような気がします。これらのことを踏まえて、私がどのように数学と社会の過去問をやっていたかお話させていただきます。(まわりの人の話を聞いている感じだと、私の一橋対策は現役としてはオーソドックスだったと思います!)
【数学】
“――数学の解法に時間を費やしてしまう”←わかります!私は秋までは過去問や国立の問題をヒントありで解きすすめるやり方をとり、秋以降徐々に本番のように答案づくりをする「演習」をやっていきました。まだ実力と経験が不足していた春夏の時期は、「悩みすぎても時間の無駄だ」と割り切っていました。以降具体的に説明していきます。
燕さんがどれぐらい数学がお得意なのかわかりませんが、私はとても苦手で(記述模試偏差値60いかないぐらい)さらに二次数学では図形と数列がかなり酷く、一方ベクトルと微積、整数と確率はまだできる方でした。なので【進め方】としては、9月から過去問を解き始めたときには、まず整数を15年分、次に微積、次にベクトルという風に進め、とっかかりやすい分野から入って記述の形式に慣れる、という戦法で行きました。9月から11月までに全範囲を一周し、前述の3分野は2,3周したと思います。(この間お伝えした通り夏いっぱいまでは基本的な問題集と、学校や塾の授業で国立の過去問をやるぐらいでした。)また【やり方】としては、一日だいたい大問3つ分をやり、20分ほど考えても手が止まり続けたら解答を見てヒントをもらう、ヒントありで解き進めてまた止まったらさらにヒントを見る、という形でやっていきました。一発で解くよりもヒントと共に考えていき、復習の段階で「このパターンの問題はこう解く」というまとめ付箋を作ってノートに貼っていました。(簡単ですみませんが例;共通接線→①f(x)-g(x)=0が重解x=tをもつ、②f(t)=g(t)かつf’(t)=g’(t)、など)また、ヒントなしで解けたもの、一回のヒントで解けたもの、などと自分なりに問題をランク付けしていったのも、再度解くときや、本番でどの問題から解くかの判断に役立ってよかったです。
【社会】申し訳ありませんが私は世界史選択だったので、一橋社会の記述という範囲でしかお答えできないので、詳しく知りたければ日本史について質問していただければ日本史選択者が回答すると思います。ただし共通して言えることは、今の時期に日本で一番難しいともいわれる一橋2次社会の記述をいきなりやる、というのはあまりおすすめできないということです。
“――日本史の記述の字数が足りず心もとない解答になってしまっています”←わかります。やはり論述のパーツとなる知識の部分を参考書や教科書等使っていれなおすか、以下のやり方をおすすめします。私は【進め方】としては、近世や現代など分野別にまとめてすすめ、センターレベルも私大の少し高度な選択問題もほぼ完ぺきになった範囲から論述問題にとりかかりました。【やり方】は、写経です!私は高校の先生におすすめされて、まずは問題文を読んでどういったことを書くべきか箇条書きでリストアップし、それからいきなりいくつかの予備校の解答例を読んで、良い解答だと思った部分をの写経しながら解答を作っていきました。大事なことは、このときに「構成メモ」をつくることと、写経しながら自分が知らなかった知識をどんどんいれていくことです!一橋社会は共通して、難易度が高いが出る範囲がかなり決まっているという特徴があります。社会に関しては、「過去問が一番の参考書」みたいなところがあると思うので、いきなり本気で解答を作るのではなく、解答例を読んで知らなかったことを付箋などにまとめ、構成メモをつくり写経しながら論述に慣れていくのがおすすめです!
②【慶應対策】について、正直今の時期に私立の過去問を解く、というのは先日もお伝えしたようにかなり早急であると思われます。(でも解きたいお気持ちわかります!)夏までは単語と文法事項を完ぺきにしあげることが先決かと思います。慶應英語は、難易度でいうと圧倒的に商<法ですが、今苦戦されているのは両方でしょうか?また、入試本番と同じ時間内で解かれたのでしょうか?“スラスラ解けないと合格は厳しいのでしょうか”について、全般の対策とともに商・法にわけてお話します。
【慶應商学部】は、数学が非常に難しく時間制限も不可能レベルに厳しいので(理系の受験生でも苦戦してます)、学校や塾の先生にも「慶應は数学で力を比べる意図がない」と言われているほどです。つまり、商学部はほぼ英語と社会の2科目勝負になってしまいます。このことからも、英語の問題を解き切るというのは合格に大きく影響するというのはわかるかと思います。商学部の社会は法に比べると難易度が基本的なものが多く、過去問集やインターネットなどに各年の合格最低点が載っているので、自分がどのように得点するかのシミュレーションをして、何を何割とるか目標を立てるといいと思います(秋冬ぐらいに!)慶應は合格者には得点開示をしてくれないのですが、具体的な方がわかりやすいと思うので⇒<私の自己採点(予備校の解答速報参考)英語185/200、世界史80/100、数学8/100、合計273/400(英社の時点で合格最低点いった確信があったので数学は頑張りませんでしたし、難しすぎて頑張れませんでした笑)>
【慶應法学部】について “また、法学部志望なのですが、勉強の負担を考えると慶應大法学部より経済学部と商学部を受験する方が英語、数学と合わせて勉強ができるので、良いのかなと思ったりしています。”←私もまったく同じことで悩みました!結論から言うと、そうでもないです。慶法の過去問はもう見られたでしょうか?【論述力】のところ、半分近くは本文の要約ですよね。一橋はほぼ毎年国語で要約問題が出ますし、社会でも大物の論述が何個も出るように、一橋は長い文章を読んでまとめたり、書いたりする能力を意外と重視します。さらに、慶法の論述力試験は採点が甘いと巷で言われており、よほどずれた解答でなければ5割ほどは点がもらえると聞いたこともあります。つまり論述力試験は一橋に合格できる実力をつけてきた受験生ならそんなに手ごわくないということです。
しかし、問題は英語と社会です。社会については私が日本史選択でない上、特に質問があったわけではないので法学部では記述しないでおきます。
【英語】は燕さんのおっしゃる通り、ヤバいですよね。読解系と単語穴埋め系ではどちらに苦戦されているでしょうか?読解系では、長文の英単語がまず難しく読みづらいかもしれませんが、きちんと読解力が身についていれば、話の前後から単語の意味を推測して読み進められる上、答えを選ぶのに必要な読み取り力は単語ほど高レベルではないので、長文読解力を鍛えていけば対抗できるかと思います。単語やイディオムの選択問題は、国立受験生は普通出会わないものばかりで難しいですよね。私は英検一級のときに得た知識が生きたので、スキマ時間にそういったハイレベル英単語を覚えていけたらいいかなと思います。詳しいことが気になったらまた質問してください!
<商学部と同様に参考までに慶法本番の自己採点(だいたい)を書いておきます。英語185/200、世界史35/100、論述力60/100、合計280/400>
“一橋大の合格者であれば、普通なのでしょうか。”
一橋経済学部の友人でも慶應商学部に落ちた人がいますし、早慶全落ちという人も見かけますが、やはり慶應は受かっている人が多いです。前回も若干お話しましたが、私大は英語が大きく左右しますし、私に関してはたまたま英語が得意だったというのが受かった理由かなと思います…。
“のぎへんさんのご返信を読んでいると、一橋大より慶應大の試験の方が難しいのかなっと思ったりしたのですが、そのあたりいかがなのでしょうか。”
難しい質問ですが、共通テストで7科目が課され、さらに記述式で4教科の試験が必要な一橋の方がやはり難易度が高いと考えるのが一般的だと思います。(慶應の試験はあっという間でした笑)受験生のレベルは一橋の方が高いというのはご想像できるかと思います。
【慶應英語全般】過去問をやられたとき、最初から最後まで設問の順番通りに解き進められたのでしょうか?特に法に関しては前半が完全に知識型の問題でしたし、わからなければ解けないものが多かったと思います。解き始める順番を工夫するか、悩んでも正答できる可能性の低いものは迷わず適当な番号を選んでおいて、全部解き終わってから見直すというのも手ではないでしょうか。
【最後に】今回も長くなってしまいすみません。一つお伝えしたいのは、今の時期では焦って志望校の過去問に手を出してメンタルブレイクを起こすよりも、着実に基礎の知識や実力を固めていくことが大事ということです!燕さんは早い段階で一橋の問題がどれだけ難しいかを体感されていると思いますし、それはそれでアドバンテージにはなると思うので、ぜひ、それらの問題を解けるようにするために基礎力を身に着ける勉強をしていってください!また疑問があれば聞いてください。応援しています。
燕
のぎへんさん、いつもご親切にありがとうございます。
やはり慶應より一橋の方が受験科目数の多さ、2次試験も筆記中心であることから、難しいのですね、納得できます。
しかし、慶應法学部の英語は他の慶應の学部と比べ難易度が高く、経済学部と商学部は英語も難しいですが、数学が得点できるとは思えないレベルです。
この数学、気分的に撃沈しそうな気がしてますので、のぎへんさんが仰られている通り数学で比べる意図が全くくなく受験生に精神的ダメージを与えるだけの問題だと思ったりしています。
しかし、のぎへんさんは慶應法学部も商学部も合格されて凄いなっと言う印象とさすが一橋法学部を合格された人だなと感心しております。
また何か再び壁に打ち当たりましたら、お力添えを下さい。
これからも宜しくお願いします。
やはり慶應より一橋の方が受験科目数の多さ、2次試験も筆記中心であることから、難しいのですね、納得できます。
しかし、慶應法学部の英語は他の慶應の学部と比べ難易度が高く、経済学部と商学部は英語も難しいですが、数学が得点できるとは思えないレベルです。
この数学、気分的に撃沈しそうな気がしてますので、のぎへんさんが仰られている通り数学で比べる意図が全くくなく受験生に精神的ダメージを与えるだけの問題だと思ったりしています。
しかし、のぎへんさんは慶應法学部も商学部も合格されて凄いなっと言う印象とさすが一橋法学部を合格された人だなと感心しております。
また何か再び壁に打ち当たりましたら、お力添えを下さい。
これからも宜しくお願いします。