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共テで失敗して法学部換算点190点でした。(実点639)足切りがなければそのまま行くつもりですが、志望学部変更を考えています。将来法曹系に進みたいので、法学部がベストですが、この状況なので妥協して他学部へ行くべきか否か判断に迷っています。アドバイスいただけると幸いです。
まりも
gori孔明llaさん、こんにちは。法学部1年のまりもです。
早速本題に入りますが、念のためまず、他の国立大学に出願する場合について触れておきます。絶対に法曹になりたい、という強い気持ちがあるのであれば視野に入れる選択肢だと思いますが、個人的には一番リスクが高い選択肢だと考えています。今までやっていなかった二次試験の対策を残り1ヶ月少しで固めなければいけない上、東大・京大・一橋以外の法学部がある国立大学(旧帝大など)では基本的に共テの配点が高めであるため、二次試験での巻き返しがかなり難しくなってくるからです。
これに対して、一橋は全体に対する共テ得点の比率が比較的低いため、二次試験次第では追い抜くことが可能です。私自身も共テの点数がボーダーよりかなり低く落ちこんだ記憶がありますが、法学部換算での2,30点差というのは二次試験の英語でいえばたった1割程度の差です。そのため、二次試験で巻き返せる範囲だと判断して法学部にそのまま出願するのも一つの手です。
ただ、足切りのリスクを考えると他の学部に出願した方が確実であることも事実です。
一橋は他学部の授業も取りやすい環境ですし、転学部も制度的には可能です(入学後の頑張り次第にはなりますが)。
しかし、法曹を目指すとなると自学部の勉強と法学の勉強を両立することになります。高いモチベーションがあれば不可能ではありませんが、大学で勉強以外のことにも打ち込みたいならばかなり厳しい選択肢になるということはお伝えしておきます。
また、他学部に出願する場合は、二次試験の科目別配点が法学部と大きく異なることに注意が必要です。法学部の場合は英語で足を引っ張らないことが重要ですが、商学部や経済学部の場合はそれが数学であり、数学の対策をメインに勉強してきた他の受験生と差をつけてしまうと挽回が非常に難しくなります。
ここまで3つの選択肢について書いてきましたが、それぞれの利点・リスクを踏まえた上で自分にとって最適な選択をして欲しいです。自分で決めるということは、その選択をした結果がどうであっても納得する覚悟を持つということです。自分が判断し決めた道であれば、きっと受け入れることができます。
以上となります。非常に長い文章になってしまい申し訳ありません。
ここまで来れば、あとは最後まで走り抜けるだけです!gori孔明llaさんの受験の成功を、心からお祈りしております。
一橋祭運営委員会 法学部1年 まりも
早速本題に入りますが、念のためまず、他の国立大学に出願する場合について触れておきます。絶対に法曹になりたい、という強い気持ちがあるのであれば視野に入れる選択肢だと思いますが、個人的には一番リスクが高い選択肢だと考えています。今までやっていなかった二次試験の対策を残り1ヶ月少しで固めなければいけない上、東大・京大・一橋以外の法学部がある国立大学(旧帝大など)では基本的に共テの配点が高めであるため、二次試験での巻き返しがかなり難しくなってくるからです。
これに対して、一橋は全体に対する共テ得点の比率が比較的低いため、二次試験次第では追い抜くことが可能です。私自身も共テの点数がボーダーよりかなり低く落ちこんだ記憶がありますが、法学部換算での2,30点差というのは二次試験の英語でいえばたった1割程度の差です。そのため、二次試験で巻き返せる範囲だと判断して法学部にそのまま出願するのも一つの手です。
ただ、足切りのリスクを考えると他の学部に出願した方が確実であることも事実です。
一橋は他学部の授業も取りやすい環境ですし、転学部も制度的には可能です(入学後の頑張り次第にはなりますが)。
しかし、法曹を目指すとなると自学部の勉強と法学の勉強を両立することになります。高いモチベーションがあれば不可能ではありませんが、大学で勉強以外のことにも打ち込みたいならばかなり厳しい選択肢になるということはお伝えしておきます。
また、他学部に出願する場合は、二次試験の科目別配点が法学部と大きく異なることに注意が必要です。法学部の場合は英語で足を引っ張らないことが重要ですが、商学部や経済学部の場合はそれが数学であり、数学の対策をメインに勉強してきた他の受験生と差をつけてしまうと挽回が非常に難しくなります。
ここまで3つの選択肢について書いてきましたが、それぞれの利点・リスクを踏まえた上で自分にとって最適な選択をして欲しいです。自分で決めるということは、その選択をした結果がどうであっても納得する覚悟を持つということです。自分が判断し決めた道であれば、きっと受け入れることができます。
以上となります。非常に長い文章になってしまい申し訳ありません。
ここまで来れば、あとは最後まで走り抜けるだけです!gori孔明llaさんの受験の成功を、心からお祈りしております。
一橋祭運営委員会 法学部1年 まりも