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法学部の志望予想ですが、センター試験高得点の受験生が多いく、とてもハイレベルの競争が予想されております。
法学部ですが、センター試験の配点が他の学部より高いので、センター試験高得点の受験生が逃げ切りを図って出願しようとしているのではありませんか。
法学部ですが、センター試験の配点が他の学部より高いので、センター試験高得点の受験生が逃げ切りを図って出願しようとしているのではありませんか。
ぽん
法子さんこんにちは!法学部2年のぽんです。
センター試験も終わり、いよいよ一橋の二次試験に向けてのラストスパートを駆け抜けているころかと思います。残りの時間も悔いの残らぬようやり抜いてください!
さて、ご質問の法学部の受験者層についてですが、確かに法学部はセンターの配点が他の3学部に比べて高めなため逃げ切りを狙った受験生がいくらか法学部へと志望を変更してくることは考えられるでしょう。
しかし、あくまで個人的な意見にはなりますがそれが大勢にはあまり影響しないと思います。以下、その理由を説明します。一橋では学部によって各科目の配点が大幅に違っており、学部の配点に合わせた勉強時間の配分をすることが必要になってきます。例えば商学部や経済学部の志望から法学部に移るというのは自分が力を入れてきて得点が取れるはずの数学の配点が低い学部へと移ることによって逆に自分を追い詰めることになってしまいます。法学部は他のどの学部とも配点の傾向が似ていません。これは裏を返せば元から法学部を志望している人でないと法学部の点数配分にあった勉強をしていないため、他の学部から志望を移すことが難しいということになります。そのため、他学部から法学部への大規模な流入は起こりにくいと思います。
さらに、これまでのデータを見ても法学部のセンター得点が他の学部に比べて高いというとこはありません。過去のデータはhttp://www.hit-u.ac.jp/admission/application/data/index.htmlをご覧ください。平成29年度だけは法学部の足切りの得点が1番高いですが、他の年は他の学部の方が足切りの点数は高いです。このことからも法学部だからといってセンターの点数がいい人が受けるわけではないということお分かりいただけると思います。
また、法子さんはこれから言うことはすでに言われたことがあるかもしれませんがあえて言わせていただきます。「一橋は二次が勝負」です。これは気持ち的な面に限った話ではありません。具体的な数字を用いて話していきましょう。まずはセンターで900点中800点取った人について考えてみます。この人は単純計算で圧縮後の得点は270点中240点です。次にセンターで900点中700点取った人について考えてみると、この人は270点中210点となります。750点の人は225点です。つまり、仮にセンターで100点差つけられていたとしても二次試験ではそれが30点差にまで圧縮されるのです。そしてその30点を、二次試験で与えられた730点の中で挽回すればいいのです。30点であれば数学の大問1つでひっくり返せますし、他の科目でも丁寧に解いていけば十分巻き返せる点数です。センターの得点が750点であったとしたら、その差はさらに小さくなり、逆転の可能性はより高まります。何が起こるかわからないのが二次試験です。センターで高得点を取っても二次が悪ければ落ちますし、その逆のパターンももちろんあります。
一橋の足切りを突破し、二次試験の会場へと駒を進めることだって決して簡単なことではありません。その裏にはきっとたくさんの努力があったに違いありません。法子さんが無事に足切りを突破できたのなら、あとは法子さんがどれだけ二次試験に力を入れて勉強できたか、どれだけ気持ちを強く持って残りの時間を過ごせるかで合否が決定するといっても過言ではないでしょう。私は法子さんが法学部で学びたいのであれば、恐れずに法学部に出願することをお勧めします。仮に法子さんのセンター試験の得点が満足のいかないものであったとしても、二次試験で逆転が可能であることは先に述べた通りです。
ここまでがんばってきて、法学部に入りたいと思っている法子さんだからこそ、今年の法学部の受験者層のレベルが高いのではないかと不安になってしまうのでしょう。しかし、法子さんがこれまでに努力してきたことは決して無駄にはなっていません。確実に法子さんの力は伸びているはずです。自分の努力を信じて、自信を持ってください。
法子さんがどのような決断をするにせよ、残りの時間はみな等しくしか与えられていません。残りの1ヶ月弱という決して長くはない時間、後悔だけは残らないように過ごしてほしいと思います。
4月、桜が咲く一橋大学のキャンパスで法子さんに会えることを楽しみにしています。あと少し、頑張り続けてください!応援しています!
一橋大学一橋祭運営委員会
案内装飾分科会チーフ
法学部2年 ぽん
センター試験も終わり、いよいよ一橋の二次試験に向けてのラストスパートを駆け抜けているころかと思います。残りの時間も悔いの残らぬようやり抜いてください!
さて、ご質問の法学部の受験者層についてですが、確かに法学部はセンターの配点が他の3学部に比べて高めなため逃げ切りを狙った受験生がいくらか法学部へと志望を変更してくることは考えられるでしょう。
しかし、あくまで個人的な意見にはなりますがそれが大勢にはあまり影響しないと思います。以下、その理由を説明します。一橋では学部によって各科目の配点が大幅に違っており、学部の配点に合わせた勉強時間の配分をすることが必要になってきます。例えば商学部や経済学部の志望から法学部に移るというのは自分が力を入れてきて得点が取れるはずの数学の配点が低い学部へと移ることによって逆に自分を追い詰めることになってしまいます。法学部は他のどの学部とも配点の傾向が似ていません。これは裏を返せば元から法学部を志望している人でないと法学部の点数配分にあった勉強をしていないため、他の学部から志望を移すことが難しいということになります。そのため、他学部から法学部への大規模な流入は起こりにくいと思います。
さらに、これまでのデータを見ても法学部のセンター得点が他の学部に比べて高いというとこはありません。過去のデータはhttp://www.hit-u.ac.jp/admission/application/data/index.htmlをご覧ください。平成29年度だけは法学部の足切りの得点が1番高いですが、他の年は他の学部の方が足切りの点数は高いです。このことからも法学部だからといってセンターの点数がいい人が受けるわけではないということお分かりいただけると思います。
また、法子さんはこれから言うことはすでに言われたことがあるかもしれませんがあえて言わせていただきます。「一橋は二次が勝負」です。これは気持ち的な面に限った話ではありません。具体的な数字を用いて話していきましょう。まずはセンターで900点中800点取った人について考えてみます。この人は単純計算で圧縮後の得点は270点中240点です。次にセンターで900点中700点取った人について考えてみると、この人は270点中210点となります。750点の人は225点です。つまり、仮にセンターで100点差つけられていたとしても二次試験ではそれが30点差にまで圧縮されるのです。そしてその30点を、二次試験で与えられた730点の中で挽回すればいいのです。30点であれば数学の大問1つでひっくり返せますし、他の科目でも丁寧に解いていけば十分巻き返せる点数です。センターの得点が750点であったとしたら、その差はさらに小さくなり、逆転の可能性はより高まります。何が起こるかわからないのが二次試験です。センターで高得点を取っても二次が悪ければ落ちますし、その逆のパターンももちろんあります。
一橋の足切りを突破し、二次試験の会場へと駒を進めることだって決して簡単なことではありません。その裏にはきっとたくさんの努力があったに違いありません。法子さんが無事に足切りを突破できたのなら、あとは法子さんがどれだけ二次試験に力を入れて勉強できたか、どれだけ気持ちを強く持って残りの時間を過ごせるかで合否が決定するといっても過言ではないでしょう。私は法子さんが法学部で学びたいのであれば、恐れずに法学部に出願することをお勧めします。仮に法子さんのセンター試験の得点が満足のいかないものであったとしても、二次試験で逆転が可能であることは先に述べた通りです。
ここまでがんばってきて、法学部に入りたいと思っている法子さんだからこそ、今年の法学部の受験者層のレベルが高いのではないかと不安になってしまうのでしょう。しかし、法子さんがこれまでに努力してきたことは決して無駄にはなっていません。確実に法子さんの力は伸びているはずです。自分の努力を信じて、自信を持ってください。
法子さんがどのような決断をするにせよ、残りの時間はみな等しくしか与えられていません。残りの1ヶ月弱という決して長くはない時間、後悔だけは残らないように過ごしてほしいと思います。
4月、桜が咲く一橋大学のキャンパスで法子さんに会えることを楽しみにしています。あと少し、頑張り続けてください!応援しています!
一橋大学一橋祭運営委員会
案内装飾分科会チーフ
法学部2年 ぽん