受験生の皆さんこんにちは。ここは一橋大学を志望する受験生のための掲示板です。受験勉強に関する質問から、学校生活のことまでどんどん質問を書き込んでください。
ただいま多数のご質問をいただいており、委員の返信に今まで以上にお時間をいただく場合があります。1週間~10日間ほどお待ちいただく場合もありますので、ご了承ください。
ただいま2022年度版『秋本』を受験生応援WEBで公開中です! 一橋祭にお越しいただけなかった皆さんも是非『秋本』をチェック!
カテゴリー分類から質問を見る際には委員の返信は見えません。返信を見たいときには質問のタイトル部分をクリックしてください。
注:この掲示板は一橋祭運営委員会によって運営されており委員以外の方からのレスはお断りさせてもらいます。特定の参考書・予備校に関するご質問にはお答えできない場合がございます。また,誹謗中傷,趣旨に反する書き込み,営利目的での書き込み,他人の気分を害するような書き込みもご遠慮下さい。万が一管理人が発見した場合,削除させて頂きます。
編集フォーム
英作文対策はどのように行えば良いでしょうか?使っていた参考書等併せてアドバイスいただけると嬉しいです。
なお、単語、英文法に関してはあまり不自由はないです。
なお、単語、英文法に関してはあまり不自由はないです。
かびもち
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。ご質問ありがとうございます。商学部1年のかびもちと申します。
英作文の対策についてですが、僕が当時大事だと考え意識していたことは4点ありました。
1つ目は、表現のパターンを頭に入れることです。この点は最も重要視していました。例えば、「○○なこと」という日本語を英語で表現する場合、関係代名詞のwhatを使うのは典型例の1つとして頭に入れておくべきですし、「○○な人々」を表現する場合はthose who ○○を用いるのが基本です。
以上のように、基本的な日本語を英語で表現するパターンを頭に入れておくだけで、一橋の二次で出題されるような自由英作文では高い効果が期待できます。
2つ目は、似た意味の英単語の使い分けをおさえておくことです。例えば、同じ「見る」という意味の英単語としてseeやwatch,lookなどが挙げられますが、watchは動くものに対して使われる言葉である一方でlookは動かないものに対して使われるなど、これらの単語は明確に使い分け方が決まっています。これは他の語も同じで、似た意味の語をニュアンス別でしっかり使い分けられるよう勉強しておくことでより適切な英文を作る能力が磨かれるはずです。
3つ目は語法・文法のミスを本番でできるだけ減らせるよう訓練することです。文法・語法は自由英作文において最大の失点要因であると言っても過言ではないほど、間違えやすい分野だと考えています。100語以上にわたる英文を一切のミスなく書き上げるということはそれだけ難しいということです。文法・語法ミスの対策として考えられるのは、できるだけ自分が文法・語法をハッキリ覚えている表現のみで英文を書き上げる訓練をすること、あるいは基本的な文法・語法を頭に定着させておくことかと思います。
4つ目は、論理の流れのテンプレートを決めて覚えておくことです。一橋で出題されるような自由英作文において、思いついたことを適当に書き並べているだけで論理的かつ100語以上にわたる文章を書くことはなかなか難しいです。そこでお勧めしたいのが、論理の流れをあらかじめ決めておくことです。僕の場合、変則的な問題が出題された場合を除いて自由英作文は「自分の主張→その理由→理由に説得力をもたせるための具体例→it is true that→自分の意見と対立する意見を述べる(譲歩)→逆説(howeverなど)→
自分の主張→結論・まとめ」という流れで文章を書くことに決めていました。こうすると、語数を稼ぎやすくなるため論理的かつ100語以上の文章が書きやすいかと思います。
以上の4つの内で僕が特に重要視していた、1つ目の「基本的な表現を覚えること」についてですが、これはネットで評判のいい英作本の参考書1冊を仕上げれば十分なのではないかと思います。僕自身は予備校で受けた英作文の授業の復習を通して基本的な表現をおさえていたため、参考書を利用することはありませんでした。
具体的な対策の流れですが、まずは参考書などを用いて前述した「表現のパターン」を一通りおさえることに専念し、それができたら過去問などの演習を通して実際に自由英作文の対策に入り、前述した4つの点をしっかり意識した適切な英文を書く練習を積む、という形で僕は対策していました。
時期としては大体、10月中旬~11月初頭あたりに自由英作文の演習を開始できるように勉強を進められると、12~1月に共通テストや私大対策をおろそかにしてまで慌てて英作文の対策に時間を割く必要がなくなるため安全かと思います。
また、自由英作文の問題を実際に解いた際にはできれば添削に出すことをお勧めします。自分が書いた英文が文法的に正しいかどうかは本番で減点されるか否かに大きく影響するためです。英作文において自分のミスを見つけるのは至難ですが、添削を通せば簡単に浮き彫りになりますし、自分のミスを1つ1つ潰していくことで本番でより適切な英文を書き上げられるように効率良く実力をつけていくことができます。
以上が英作文対策における僕個人の考えです。他にもたくさんの人を意見を参考にして、ちゃさんがより自分に合った最適な勉強方針を立てられるよう応援しています。返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
一橋祭運営委員会
商学部1年
かびもち
英作文の対策についてですが、僕が当時大事だと考え意識していたことは4点ありました。
1つ目は、表現のパターンを頭に入れることです。この点は最も重要視していました。例えば、「○○なこと」という日本語を英語で表現する場合、関係代名詞のwhatを使うのは典型例の1つとして頭に入れておくべきですし、「○○な人々」を表現する場合はthose who ○○を用いるのが基本です。
以上のように、基本的な日本語を英語で表現するパターンを頭に入れておくだけで、一橋の二次で出題されるような自由英作文では高い効果が期待できます。
2つ目は、似た意味の英単語の使い分けをおさえておくことです。例えば、同じ「見る」という意味の英単語としてseeやwatch,lookなどが挙げられますが、watchは動くものに対して使われる言葉である一方でlookは動かないものに対して使われるなど、これらの単語は明確に使い分け方が決まっています。これは他の語も同じで、似た意味の語をニュアンス別でしっかり使い分けられるよう勉強しておくことでより適切な英文を作る能力が磨かれるはずです。
3つ目は語法・文法のミスを本番でできるだけ減らせるよう訓練することです。文法・語法は自由英作文において最大の失点要因であると言っても過言ではないほど、間違えやすい分野だと考えています。100語以上にわたる英文を一切のミスなく書き上げるということはそれだけ難しいということです。文法・語法ミスの対策として考えられるのは、できるだけ自分が文法・語法をハッキリ覚えている表現のみで英文を書き上げる訓練をすること、あるいは基本的な文法・語法を頭に定着させておくことかと思います。
4つ目は、論理の流れのテンプレートを決めて覚えておくことです。一橋で出題されるような自由英作文において、思いついたことを適当に書き並べているだけで論理的かつ100語以上にわたる文章を書くことはなかなか難しいです。そこでお勧めしたいのが、論理の流れをあらかじめ決めておくことです。僕の場合、変則的な問題が出題された場合を除いて自由英作文は「自分の主張→その理由→理由に説得力をもたせるための具体例→it is true that→自分の意見と対立する意見を述べる(譲歩)→逆説(howeverなど)→
自分の主張→結論・まとめ」という流れで文章を書くことに決めていました。こうすると、語数を稼ぎやすくなるため論理的かつ100語以上の文章が書きやすいかと思います。
以上の4つの内で僕が特に重要視していた、1つ目の「基本的な表現を覚えること」についてですが、これはネットで評判のいい英作本の参考書1冊を仕上げれば十分なのではないかと思います。僕自身は予備校で受けた英作文の授業の復習を通して基本的な表現をおさえていたため、参考書を利用することはありませんでした。
具体的な対策の流れですが、まずは参考書などを用いて前述した「表現のパターン」を一通りおさえることに専念し、それができたら過去問などの演習を通して実際に自由英作文の対策に入り、前述した4つの点をしっかり意識した適切な英文を書く練習を積む、という形で僕は対策していました。
時期としては大体、10月中旬~11月初頭あたりに自由英作文の演習を開始できるように勉強を進められると、12~1月に共通テストや私大対策をおろそかにしてまで慌てて英作文の対策に時間を割く必要がなくなるため安全かと思います。
また、自由英作文の問題を実際に解いた際にはできれば添削に出すことをお勧めします。自分が書いた英文が文法的に正しいかどうかは本番で減点されるか否かに大きく影響するためです。英作文において自分のミスを見つけるのは至難ですが、添削を通せば簡単に浮き彫りになりますし、自分のミスを1つ1つ潰していくことで本番でより適切な英文を書き上げられるように効率良く実力をつけていくことができます。
以上が英作文対策における僕個人の考えです。他にもたくさんの人を意見を参考にして、ちゃさんがより自分に合った最適な勉強方針を立てられるよう応援しています。返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
一橋祭運営委員会
商学部1年
かびもち